【コンピューターおばあちゃんの知恵袋】親の呪縛・親が嫌い(苦悩・悩み相談の解決)

【コンピューターおばあちゃんの知恵袋】親の呪縛・親が嫌い(苦悩・悩み相談の解決) 悩み

 

コンピューターおばあちゃんの知恵袋です。

苦悩・悩み相談『親の呪縛・親が嫌い』について、少しでも力になれれば、幸いです。

 

苦悩・悩み相談の解決『親の呪縛・親が嫌い』

子は親に似るって本当ですね。
親がダメ人間なので自分もダメ人間に育ちました。

子供の頃はこんなくそ親みたいにならないと誓ったのに結局似たようなもんに育ちました。
自覚があるのに悔しいです。

出典:YAHOO! JAPAN知恵袋

 

子どもの人格形成には、家庭環境や、愛情・教育の受け方が大いに関係しています。

ここでは、親の呪縛と表現させてもらっています。

人は、立派な成人になり、独り立ちすると、「自分は、完全に独立した人間になれた。」と思ってしまいますが、それは単なる勘違いです。

「親が嫌いだったから、ようやく一人前になれた。」「成人である自分は、すべて自分でコントロールできる。」など

 

たしかに、大人になると、自分の考え、自分の足で行動ができますが、その根本となる信念、思考、心情は、ほとんど、親の影響によって形づくられたものです。

あなたの心に刻まれた、根本概念ともいえる「設計図」は、容易に修正することはできません。

 

日本心理学会によれば、人の性格は、遺伝による影響が50%、環境による影響が50%と言われています。

やはり、血の繋がった両親、そして子育てにかかわる家族は、非常に大切な存在です。

 

「設計図」=「呪縛」と表現をしていますが、
これは、あなたの行動規範が、親からの遺伝により心理的な強制を受けているという意味です。

 

私たちは、小さい頃から親の言動を見て、「親が嫌いで、この性格は見習いたくない。」「この部分は親に似たい」と思う場面が幾度となくあります。

私たちが持っている「設計図」は、容易に変えることはできませんが、先ほどお話ししたとおり、人の性格は、環境による影響が50%です。

 

もし、親の反面教師な部分(嫌いな部分)があれば、成人してからでも、自分の心や環境を変え、少しずつでも改善すれば、「設計図」を修正することは可能です。

もし、親に似たくない嫌な性格が、とっさに出てしまう時は「これはダメ!」と思いとどまり、落ち着いて対応するようにしてください。

そして、親に似た良い性格は、「設計図」から消えないように努め、しっかり、親に感謝しましょう。

 

「コンピューターおばぁちゃん」こと
「しげこ」より

 

《留意事項》
万が一、あなたの悩みが、重大で深刻な問題なら(例えば、両親からの著しく酷い言動(暴言、暴力)で、精神的に耐えられない状況など)、ただちに、厚生労働省やNPOなどの専門の相談所に連絡し、あなたの身を守って下さい。

厚生労働省「まもろうよ こころ」
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/

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