【コンピューターおばあちゃんの知恵袋】夫婦希薄・会話なし(苦悩・悩み相談の解決)

【コンピューターおばあちゃんの知恵袋】夫婦希薄・会話なし(苦悩・悩み相談の解決) 夫婦関係

 

コンピューターおばあちゃんの知恵袋です。

苦悩・悩み相談『夫婦希薄・会話なし』について、少しでも力になれれば、幸いです。

 

苦悩・悩み相談の解決『夫婦希薄・会話なし』

希薄な夫婦関係(略)

夫と私は再婚同士で、高校2年生の長女と中学2年生の次女は私の連れ子、そして夫との間に春から小学生になる息子がいます。

わたしは大雑把な性格で、几帳面な夫からいつも小言を言われています。

気をつけようと思うのですが、ついつい電気を消し忘れたり、トイレの蓋を閉め忘れたり、玄関の鍵が開けっぱなしになっていたり、運転の癖を注意されます。(略)

毎日子どもを自転車に乗せて保育園へ送り届け、仕事(看護師)をし、帰りは大量の買い物をしてご飯を作り…子どもの生活全般をみて…

こういった事を労うわけではなく、私がキレてやっとやってくれるようになった洗濯は淡々とこなして後は知らんぷりな夫です。(略)

私には薄っぺらで表面的で今にも簡単に壊れてしまいそうな関係に思えます。(略)

出典:教えて!goo

 

夫婦が結婚して以降、ずっと良好な関係で、恋人時代と変わらない仲。というのは、現実的に難しく、ケンカが多くなったり、また、関係が希薄な状態になり、夫婦の会話なしという時期はあるものです。

 

今回の悩みの希薄な夫婦関係(夫婦の会話なし)という状態は、なぜ、起きてしまうのでしょうか?

その理由は、主に3つあると考えられます。

  1. お互いの考えや意見が受け入れられていない
  2. 相手への関心が薄い
  3. 生活環境や仕事へのストレスが溜まっている

 

まず、一つ目の「考えや意見が受け入れられていない」についてです。

夫婦や家族・家庭は、出産・子どもの進学・老後などの「家庭環境の変化」や、働き方改革・新しい生活様式などの「社会システムの変化」を経験しながら、日々、成熟していきます

そのため、夫婦が直面する問題は、時間とともに、次から次へと多種多様な形であらわれます。

「昔は、理解し合える仲だったのに、最近は考えや意見が合わず、会話なしの状態。」
この原因は、今までに経験のない問題に直面したために起こったり、環境の変化、社会の変化を受け、各々の考え方が変化したために、起こると考えられます。

 

二つ目に、「相手への関心が薄い」についてです。

夫婦生活が長くなると、互いの存在に慣れ過ぎ、関心が薄くなってしまいます。

互いに信頼し、安心できる存在であるからこそ、「慣れる」という状態になってしまいます。
これは、人間であれば、どうしようもないことです。

 

そして、三つ目に、「生活環境や仕事へのストレスが溜まっている」です。

仕事で極度にストレスを感じていれば、家に帰って、夫婦団らんの時間があっても、心は安心できていません。

仕事以外のことでも、ささいなことに苛立ちを感じてしまいます。

また、同居の両親がいたり、再婚者の連れ子がいたりすると、夫婦水入らずという状況と違い、無駄な気を遣ったり、神経質になったりしまう

こんな状況が続くと、自身の殻に籠もってしまい、夫婦の会話なしという状態になるかもしれません。

 

では、希薄な夫婦関係を改善するにはどうしたら良いのでしょうか。

その方法は、先ほどの「希薄化する理由」で述べた反対のことを実践するだけです。

 

まず、相手の意見を素直に受け入れ、相手のことを尊重する

理屈で反論したり、否定的な発言をしてはいけません。
その考えに至ったプロセスを理解するようにしましょう。

もし、自分の意見を伝えるときは、感情的にならず、「もっと」「より」「さらに」の三つの言葉を使用し、建設的な発言をしましょう。

 

そして、相手への関心を深めるためには、いつもやらないことをやってみることです。

相手が喜ぶことをやったり、外出して共同体験をしたり、日常では味わうことができない非日常を演出してみましょう。

 

最後に、ストレスを解消・軽減するためには、相手が何でストレスを感じているのか把握することが重要です。

相手に直接、ストレスの原因を聞くのも良いですが、あまり話したがらない場合は、相手の心境や立場など、相手の視点で考え、探ってみるという方法もあります。

これまで夫婦生活を共にした経験を活かして、相手の些細な変化(行動、発言、表情、癖など)を感じ取りましょう

どうしても話したがらない場合は、時間と場所を選び、相手が話しやすい環境を作ることも必要です。無理に、家の中で話す必要はありません。
最後は、相手のことを心配しているという気持ちを告げ、本心を話してほしいと伝えましょう。

 

そして、原因が究明できたら、そのストレスが解消・軽減できるよう、相手のことを誠心誠意でサポートしてあげてください

 

夫婦生活は長い会話である

フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの思想家)

 

「コンピューターおばぁちゃん」こと
「しげこ」より

タイトルとURLをコピーしました