コンピューターおばあちゃんの知恵袋です。
苦悩・悩み相談『夫婦喧嘩・仲直り』について、少しでも力になれれば、幸いです。
苦悩・悩み相談の解決『夫婦喧嘩・仲直り』
夫婦喧嘩で険悪な状態が2日続いてます。
初日に私から夫に怒り、翌日その仕返しで夫が初日とは別件の事で喧嘩をふっかけて来ている感じです。
怒鳴り合いや暴力は全くなく、いつもより乱暴な言葉遣いや、口調が厳しい言い方で静かに喧嘩をしています。(略)
仲直りというか、通常運転に戻ったきっかけも教えて頂けますか。
出典:yahoo! JAPAN 知恵袋
夫婦で共同生活をしていれば、夫婦喧嘩そして仲直りという経験は、一度や二度は必ずあるものです。
仲直りできず、険悪な関係が続き、夫婦関係が破綻しないよう、自分の感情や行動を上手くコントロールし、日々の生活を営んでいく必要があります。
では、夫婦喧嘩になってしまった際に、注意すべきことは何なんでしょうか?
それは、次に示す「第一」~「第三」の絶対にやってはいけないことです。
- 相手のことを第一に考えていない。
- 今の問題に直接関係のない第二の問題を持ち出さない。
- 夫婦以外の第三者を巻き込まない。
まず、第一に、相手の立場にたって、物事を考えることが必要です。
相手に対して「理解」と「共感」を持って接するようにしましょう。
夫婦の会話は、理屈一辺倒で、どちらが正論を言っているか、正しさを競うものではありません。
相手の心や感情を理解し、仲直りできるよう良い夫婦関係を築きましょう。
そして、第二に、今まさに、夫婦が直面している問題について話し合うことが先決です。
感情的になって、過去の不満をぶり返したり、全く関係のない第二の問題を持ち出してはいけません。
お互いがますます感情的になって、喧嘩の収拾がつかなくなります。
今、話し合っている問題に対して、真摯に向き合いましょう。
最後に、第三に、お互いの両親や友人などの第三者を巻き込まないことです。
相手の両親に対する不満を言うことや、第三者に夫婦喧嘩に加担してもらうことは、絶対にやめてください。
もちろん、子どもを巻き込んで、子どもに相手の悪口を言うことは、決してやってはいけません。
子どもに同情させて、被害者と加害者という構図を作ることはしないようにしましょう。
夫婦喧嘩で、気まずい状態が続き、仲直りの方法がわからない場合、次の4つのきっかけを意識してみて下さい。
- 普段どおりに接する。
- 素直に謝る。
- 同じ体験をする。
- 何気なく、相手を喜ばせる。
1については、普段どおりに接し、いつもの挨拶や会話、応答をすることで、自然と夫婦関係が元どおりになります。
ケンカした翌日は、「おはよう」からスタートしましょう。
2については、文字通り、「ごめん。仲直りしよう。」と素直に伝えましょう。
全面的に、謝るのが難しいのであれば、「ちょっと言い過ぎた。」など、自分が悪かった部分を認めましょう。
3については、一緒にテレビや映画などを見て、同じ体験を共有すれば、同調効果を生み、自然と夫婦関係が改善されます。おいしい食べ物を共有するのも有りです。
4については、何気なく、普段しないこと(相手が喜ぶこと)をやってみて、いつもと違う変化をきっかけに、仲直りしてみましょう。
例えば、「いつもしない家事の手伝いをする」「好きな食べ物をプレゼントする」「疲れている身体をマッサージする」などがあります。
最後に
夫婦生活では、相手の些細な言動が嫌になったり、不愉快に感じることもあると思いますが、夫婦は、人生の善きパートナーです。
心に余裕をもって、相手のことは、大目に見てあげてください。
結婚前には両眼を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ
トーマス・フラー(イギリスの歴史家・作家)
「コンピューターおばぁちゃん」こと
「しげこ」より