こんにちは。ヒロミです。
本記事では、改葬の手続きを解説します。
皆さん、お墓について考えたことがありますか?
親族が亡くなって初めて考えるという方がほとんどです。
現代は、少子高齢化社会であり、お墓の承継者(後継者)がおらず、無縁墓(放置された墓)になることがあります。
このことから、今のお墓を改葬するケースが増えています。改葬では、違う墓地に移したり、永久供養を行います。
この記事では、改葬の手続きについてまとめました。
1 新しい墓地の管理者の承諾
新しい墓地の管理者に、「墓地使用許可証(または受入証明書)」を発行してもらう。
2 新しいお墓の工事
新しいお墓の大きさやデザインを決め、お墓を建立します。工期は通常約3ヶ月かかります。
3 古いお墓のある自治体に書類取寄せ
古いお墓がある自治体から、「改葬許可申請書」を取り寄せる。
4 古い墓地の管理者の承認
古いお墓が立地する墓地の管理者に、「改葬許可申請書」に署名捺印をもらい、「埋蔵証明書(または収蔵証明書)」を発行してもらう。
5 古いお墓のある自治体に申請
古いお墓がある自治体に、「改葬許可申請書」「埋蔵証明書(または収蔵証明書)」「墓地使用許可証(または受入証明書)」の3つを提出し、「改葬許可証(承諾書)」を発行してもらう。
6 古いお墓の遺骨の取出し
古いお墓で、閉眼式や魂抜きなどの宗教儀式を行い、遺骨を取り出す。
7 遺骨の安置(一時的に)
新しいお墓が完成するまでの期間、自宅の仏間などで、一時的に遺骨を安置させる。
8 新しいお墓に納骨
新しいお墓で、建碑式や魂入れなどの宗教儀式を行い、納骨する。
「改葬許可証」「墓地使用許可証」を墓地管理者に提出する。