こんにちは。ひろみです。
今回は、「癒し」について記事にしてみました。
皆さま、毎日ご苦労さまです。
本稿は、現代のストレス社会にとって、無くてはならない「癒やし」について、癒しとは何を意味するのか?ヒーリングとは何か?などを解説したいと思います。
「癒し」をテーマに次のポイントでまとめました。
- 「癒し」とは?
- なぜ、癒されたいのか?
- 癒し方(癒す方法)
今すぐ、癒されたい方、ぜひ見てください。
本稿では、上記の「1」について紹介しています。
癒やし(癒し)とは? 意味は?
まず、「癒し」の意味について解説します。
広辞苑によると、①病気や傷を治すこと。②心の悩みや不安を解消すること。③心を和ますこと。とされています。
また、「癒し」について研究している脳生理学者の福田正治は次のように定義している。
(前略)
出典:福田正治(脳生理学者、富山大学教授)
自分の性能に合わないときの満たされない、足らない感じ(喪失感ストレス)に対応する行動であり、従来のストレスではとらえ切れない欠乏感、喪失感、(中略)、自分の心身が元に戻るときに感じる全体的な感情である。
これらの2つの定義を要約すると、「癒し」とは、「①外的な傷を治すこと。②心を落ち着かせ、自然体の元の自分に戻ること」を意味することが分かります。
癒やし(癒し)とは英語で「ヒーリング」
「癒す」は、英語で「ヒーリング」と訳されます。
ヒーリング(healing)とは、何か?
現代社会における「ヒーリング」という言葉には、ヒーリングミュージックやヒーリングムービーに代表されるように、上記で説明した「①外的な傷を治す」ではなく、後者の「②心を落ち着かせる」の意味として、よく使われています。
つまり、「身体的な癒し効果」 < 「心理的な癒し効果」ということです。
「治療」と「癒し」の違い
次に、「治療」と「癒し」の違いについて解説したいと思います。
「治療」とは、
一般的に、外的な手当を行い、外傷を治すことを言います。
「医者が患者の傷を治す」ことです。
これは、外側から治すということに特化した言葉と考えられます。
一方「癒し」とは、
「治療」から、さらに踏み込んだ心理的な安心感を与えるものです。
「癒し」は、「治療」よりも「心」が入った「治癒」という言葉に近いと考えられます。
みなさんがお世話になっている「病院」は、「治療」と「癒し」それぞれの役割が上手く機能しています。
医師は、疾患を医学的な治療によって治す役割を担っています。
そして、看護師は、精神的に患者の心に寄り添い、ありのままを受け入れる癒しの役割を担っています。
少し衝撃的な格言があったので、最後に紹介します。
神が病を癒し、医者が料金を取る。
出典:ベンジャミン・フランクリン(米国の政治家)
私たちに「癒し」を与えるものは、同じ時代を生きる「人」「動物」とは限りません。
「自然」が与えることもありますし、人類が創り出した「神」「仏」が与えることもあります。