コンピューターおばあちゃんの知恵袋です。
苦悩・悩み相談『引きこもり』について、少しでも力になれれば、幸いです。
引きこもりの定義・原因についても探っていきますので、参考にしてください。
苦悩・悩み相談の解決『引きこもり』
「3年間も髪を切っていない僕には、成人式のスーツや晴れ着姿の友だちが怖いんです。きっと、おまえ、何やってんだよ、二十歳だぜ。と言われると思うんです。だからクラス会なんて、とっても出られません」
なにか世代から置き去りになった身の切なさが聞こえてくるようだ。彼は成人式の意義をうんぬんする前に、引きこもる生活の中で同世代とのコミュニケーションが取れなくなった事実にさらされていた。(略)
コミュニケーションも子どもと呼ばれる時代は受け身でいられるが、「成人」と言われるその日からは能動的であることを意識することが求められる。(略)
A君は、コミュニケーション不全に苦労しているが、あきらめていない。その努力を成人式にあたって、通信制大学につなげようと思っている。
出典:「還る家」はありますか(富田富士也)
引きこもりの定義・原因
まず、引きこもりは、一般的に、どのような状態のことをいうのでしょうか。
国が示す「引きこもり」の定義は、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指しています。
内閣府「子供・若者白書」によると、現在の日本において、引きこもりの人数は、100万人を超えています。
皆さんが思われている以上に、引きこもりは多いのではないでしょうか。
内閣府の同調査に示される、学生・社会人の引きこもりの主な原因は、「人間関係がうまくいかなかったこと」、「病気」、「職場になじめなかったこと」「不登校」があります。
人との意思疎通が上手く出来ないことや、予期せぬ病気に罹ることで、人生を挫折し、引きこもってしまいます。
引きこもりからの脱却
では、引きこもりから脱却する第一歩は何か?きっかけは何か?
個別事象ごとに、解決策は違うと思いますので、一概には言えませんが、少し視点を変えて、解決策を模索してみます。
人間が生きていく上で大切な気持ちは、「朝は希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝とともに眠る」だと思います。
引きこもりの人は、挫折を経験して、昼間、懸命に働くことができない状態です。
また、人々が活動している時間帯は、絶対に、外出したくないと思います。
なので、昼の部分は除き、朝と夜、つまり「希望」「感謝」の気持ちだけは、忘れないようにしなければなりません。
具体的に、どう行動すれば良いのかと説明します。
まず、朝は、太陽よりも早起きをして、大自然があり、海が見える場所に行ってください。
そして、朝日が登る瞬間を全身で、感じてください。
深呼吸したら、気持ちいいですよ!!
大きい空、大きい海、大きい山、強い風、自然の香りが、あなたのことを包み込んでくれます。
眩しい太陽が「希望」という力を分け与えてくれます。
そして、夜は、星空が見える高い山に行きましょう。
あなたが見上げる夜空には、人類がまだ解明できていない宇宙が広がっています。
今見えている星の光は、何百年か経って、ようやくあなたの目の前にたどり着いた「生きた光」です。
今、あなたと星の間には、一切の障害物はありません。
時間帯と見る場所を選びさえすれば、日常の中で、何百光年も離れたところと繋がることが出来るのです。
今日一日「生かされたこと」に感謝し、ぐっすり寝て下さい。
ちなみに、冬の朝と夜は極寒ですので、夏以上に、全身で大自然と触れ合うことができますよ!
そして、最後に、朝と夜に生きた自分が感じた気持ちを外の世界に解放して上げましょう。
泣くも良し、喚くも良し、笑うも良し、楽しむも良し。
その気持ちが、物事を始める一歩に変わることと思います。
引きこもりという経験を、今後、仕事や趣味に繋げたい方は、その時感じた自分の心の動きを、文字や絵などに可視化することをオススメします。
世の中には、色々な職業がありますので、その経験が何かに活かせると思います。
(ブログ作家、小説作家、芸術家など)
挫折は、左折・右折をして遠回りしたり、赤信号で止まることです。
道は続いています。
左折・右折を繰り返せば、目的地にたどり着けます。
赤信号が、青信号に変わったら、まず一歩、歩いてみましょう。
「コンピューターおばぁちゃん」こと
「しげこ」より